アーユルヴェーダ ヨガ

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アーユルヴェーダ ヨガについて

アーユルヴェーダの考え方によると、生活や環境のすべての要素が心身の健康に影響をあたえます。
食習慣や生活習慣の改善も必要ですが、運動も大切な要素となります。
アーユルヴェーダは、ヨガのポーズをとることも推奨しています。

ヨガといっても、エクササイズ的なヨガというよりは、いろいろなポーズをとりながら瞑想状態を作っているヨガが多いです。
心の健康も、体の健康には必要であると考えているアーユルヴェーダですから、当然なのかもしれません。
ヨガの瞑想状態で、心と体のつながりを感じ、心の静寂をもたらすことによって、心の乱れも少なくなっていきます。
ですから、健康のためにもヨガを続けることが大切だと考えられています。
アーユルヴェーダのヨガは、体質や体調、季節、環境などを考慮し、その人によって最適なポーズ、リズム、呼吸法、瞑想法を選んで行います。

その中で、アーユルヴェーダで、よく取り入れられているヨガのポーズを、ひとつだけご紹介します。
パールシュヴォッターナアサナというポーズは、足やおしりの筋肉のこりを取り除き、股関節や背骨を柔軟にします。
猫背の矯正にもなり、集中力を高め、精神の安定を得ることができるポーズです。
まず、片方の足を前に出し、足を前後に開きます。
前の足のつま先は正面を向き、後ろの足は45度程度外に開きます。
両手を背中でくみ、両方の肘を反対の手でつかみます。
肘を後ろに引いて、息を深く吸い、胸を大きく開いて、目線は天井に向けます。
息を吐きながら、足の付け根から上体を前に倒します。
この時、あごは軽く引き、首の後ろを長く保つようにします。
膝や太ももの裏が痛まない範囲まで上体を倒したら、前の足の付け根は後ろに、後ろの足の付け根は前に出す感じで、骨盤を安定させます。
この時、背骨が曲がらないようにします。
ゆっくり5回ほど呼吸しながら、キープします。
その後、反対側も同様に行います。
このポーズで、足の疲れやむくみが解消されます。

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