アーユルヴェーダ オイル

アーユルヴェーダでは、ドーシャの診断により、身体のドーシャバランスが乱れた状態であると診断されると、オイルマッサージやパンチャカルマという心身浄化法をよく行います。
アビヤンガとも呼ばれるオイルマッサージは、アーユルヴェーダ医によって処方されたハーブを含んだオイルを使って、施術者が全身のオイルマッサージを行います。
マッサージによって、皮膚から体内にオイルが吸収し、ドーシャの乱れを鎮めることができるという考えのもと行われています。
身体に滞っているアーマと呼ばれる毒素は、水溶性と油溶性の２種類があり、水溶性のものは発汗や尿から体外に排出することができますが、油溶性のものは細胞間に付着し、体に滞ってしまうことが多いといわれています。
油溶性のアーマは、油で溶かして体外に排出させなければならず、その排出方法としてオイルマッサージを用います。

このオイルマッサージは、人気も高く、その施術を学ぶことができるスクールやサロンなどもあります。
スクールでは、アーユルヴェーダの理論や、オイルの調合法、施術方法などを教えてくれます。

また、家庭でも簡単にオイルマッサージが行えるよう、マッサージ用のオイルも各種販売されています。
体質別のオイルや、原料にこだわったもの、体用のオイルだけでなく、髪用のヘアオイルや、クレンジングオイル、うがい用のオイルもあります。

アーユルヴェーダ オイル