アーユルヴェーダ ごま油

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アーユルヴェーダ ごま油について

アーユルヴェーダでは、心身の健康のために、ドーシャの乱れを鎮めるオイルマッサージや、心身浄化法(パンチャカルマ)を推奨しています。
そのオイルマッサージで古来より使われているオイルに、古式冷搾ごま油があります。
ごま油で全身をマッサージすると、ごま油は数分で骨髄にまで浸透し、体内のアーマとよばれる毒素や未消化物を溶かし、血液を通り、腸から体外へ排出され、ドーシャのバランスが整うと考えられています。
アーユルヴェーダ医や施術者によって、オイルマッサージやパンチャカルマが行われますが、日々の生活でもドーシャの乱れを起こさないように、家庭で行うことができるオイルマッサージがすすめられています。

まず、太白ゴマ油など市販の食用のごま油を用い、ごま油を100度以上の温度で20~30分加熱します。
自然に冷ましたごま油を肌に塗り、心地よい程度の強さで、頭や耳、足などをマッサージします。
マッサージをすると、身体が温まり、代謝も高まりますので、消化力もあがり、免疫力も上がってきます。
オイルの加熱処理をキュアリングといいますが、キュアリングしたオイルは、密閉ボトルで保存すれば3カ月ほど持ちます。
のどが乾燥しているときには、うがいにも使えます。
オイルうがいは、白髪や抜け毛の予防にも効果があるそうです。
食後すぐや、皮膚に炎症のある時、全身がだるい時や熱のある時、女性であれば生理開始から3日間は、オイルマッサージをしてはいけません。
夏から秋にかけても、体質によっては皮膚にかゆみや炎症を起こす可能性があります。

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